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<title>（２１）達弥西心のわかりやすい話「開業」</title> 
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<tagline><![CDATA[達弥西心のわかりやすい話「開業」 
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<title>●かわたれ　　　私は人に喜びを与えるために生まれてきた(4/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-29T03:05:22Z</modified> 
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<summary type="text/plain">今まで何をしたか、それが良かったか悪かったか、そんなことはどうだっていい、ただ、何のために生まれてきたかそれだけはわかっておこうと思ったのです。ノートに「私は○○○○するために生まれてきた」という文章を書いて、この○○○○するためにという中に入る言葉が見...</summary> 
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<![CDATA[今まで何をしたか、それが良かったか悪かったか、そんなことはどうだっていい、ただ、何のために生まれてきたかそれだけはわかっておこうと思ったのです。ノートに「私は○○○○するために生まれてきた」という文章を書いて、この○○○○するためにという中に入る言葉が見つかればもういいということにして、これにはまる言葉を思いつくままに一つ一つ書き始めたのです。<br>
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<title>●かわたれ　　　私は人に喜びを与えるために生まれてきた(3/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-28T03:05:17Z</modified> 
<issued>2009-11-28T12:00:15+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">同時に、いろんなことを知りたくて聞きかじっていた、やりかじっていた瞑想だとか呼吸法だとかを思い出しながらやってみました。目をつぶれば描けるとか耳を澄ませば聞こえるとか、習ったことを改めてやってみましたが全部うまくいきません。

いろんなことを分かりたいとあ...</summary> 
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<![CDATA[同時に、いろんなことを知りたくて聞きかじっていた、やりかじっていた瞑想だとか呼吸法だとかを思い出しながらやってみました。目をつぶれば描けるとか耳を澄ませば聞こえるとか、習ったことを改めてやってみましたが全部うまくいきません。<br>
<br>
いろんなことを分かりたいとあれこれ思ったのですが、結局のところ私は何をするために生まれてきたのか、私は何のために生まれてきたかだけが分かればいい、それだけでもういいと思うようになりました。<br>
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<title>●かわたれ　　　私は人に喜びを与えるために生まれてきた(2/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-27T03:05:22Z</modified> 
<issued>2009-11-27T12:00:31+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">別に何かに未練があるわけではありませんでしたが、そんなふうに思い始めた時に、段ボール箱に仕舞ってしまった講師の先生方の本の内容について思い出すのです。あの先生はこういうふうに言っていたなぁ、と。おそらくこの本の中に答があるはずだと、ノートを買ってきてノー...</summary> 
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<![CDATA[別に何かに未練があるわけではありませんでしたが、そんなふうに思い始めた時に、段ボール箱に仕舞ってしまった講師の先生方の本の内容について思い出すのです。あの先生はこういうふうに言っていたなぁ、と。おそらくこの本の中に答があるはずだと、ノートを買ってきてノートを開いて、その本の中から自分が生まれてきたと思われる目的に合致しそうな言葉を書き出すことにしたのです。<br>
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<title>●かわたれ　　　私は人に喜びを与えるために生まれてきた(1/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-26T03:05:28Z</modified> 
<issued>2009-11-26T12:00:48+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">そんな日常が始まって、「７月１０日まで、はて、何をしようか」とずっと考えていたのですが、時間があるということは同時に余計なことも考えてしまうもので、「死ぬのはいい、でも何でこんな中途半端な時なんだろう」と思い始めるのです。

すると、「私は何のために生まれ...</summary> 
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<![CDATA[そんな日常が始まって、「７月１０日まで、はて、何をしようか」とずっと考えていたのですが、時間があるということは同時に余計なことも考えてしまうもので、「死ぬのはいい、でも何でこんな中途半端な時なんだろう」と思い始めるのです。<br>
<br>
すると、「私は何のために生まれてきたのだろう」と考え始めて、「このために生まれてきたのだろうか、あのためだったのだろうか」と考えをめぐらします。「まぁいいや、こうやって思い切り仕事ができたじゃないか」とまとめようとします。「いろんな人と出会ったからいいじゃないか」とも思います。<br>
<br>
しかし何をどう考えてもどこかがしっくりこない、待てよ、これはちょっと本気で、何のために生まれてきたのかを考えなくちゃ、よく分かったうえでないと後悔が残る、このままでは納得してあの世に行くことはできない、と思い始めたのです。<br>
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<title>●かわたれ　　会社を辞める(3/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-25T03:10:35Z</modified> 
<issued>2009-11-25T12:00:35+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">そんな感じで、一日中机についていても本当に暇なのです。「本当に私はいなくなるんだなぁ、いなくなってもいいんだなぁ」と自分の姿を状景のなかに見ながら、ぼんやりと思いました。

なんにもすることがなくなって思うのは、「死んでもいい、やるだけのことはやったし、い...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
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<![CDATA[そんな感じで、一日中机についていても本当に暇なのです。「本当に私はいなくなるんだなぁ、いなくなってもいいんだなぁ」と自分の姿を状景のなかに見ながら、ぼんやりと思いました。<br>
<br>
なんにもすることがなくなって思うのは、「死んでもいい、やるだけのことはやったし、いなくなってもいい、会社も何とか回っていく、別に私はいらないよね」という納得でした。それこそ「壊れたグラスは捨てられるのだから、役割を終った私も退陣するのがいい」と思っていました。<br>
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<title>●かわたれ　　会社を辞める(2/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-24T03:05:27Z</modified> 
<issued>2009-11-24T12:00:36+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">しかし今度は本当に私がいなくなるのですから、実際に譲らなければいけません。さっそく朝礼で話を出しました、「今日はもういいですから、私に決裁いりませんから、今後は一切必要ありませんので、みなさんで処理してください」と伝えました。「４月末には会社にも出てこな...</summary> 
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<![CDATA[しかし今度は本当に私がいなくなるのですから、実際に譲らなければいけません。さっそく朝礼で話を出しました、「今日はもういいですから、私に決裁いりませんから、今後は一切必要ありませんので、みなさんで処理してください」と伝えました。「４月末には会社にも出てこなくなるし、７月には退陣しようと、引退しようと思います」と告げました。<br>
<br>
社員は一様に戸惑った様子でしたが、結局「わかりました」ということでした。<br>
<br>
しかし何だかんだと電話がかかってくるのです。「あ、社長ですか」と言っているので、「あ、私に回してくるかも知れない」と思ったのですが、まったく来ません。「なあんだ、私がいなくてもちゃんとできるじゃないか」とほっとした反面、さびしい気持ちにもなりました。<br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　会社を辞める(1/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-23T03:00:20Z</modified> 
<issued>2009-11-23T12:00:09+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:kaigyo1.51280671</id> 
<summary type="text/plain">翌日会社に出社すると、社長を誰にするかを決めることにしました。結果、部長だった男に「会社、任せるから」と告げました。

以前にも一度、社長を辞めようと思ったことがあって、その部長だった男は私が社長を譲ろうと思っていた相手だったのです。

そのときは幹部社員が...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
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<![CDATA[翌日会社に出社すると、社長を誰にするかを決めることにしました。結果、部長だった男に「会社、任せるから」と告げました。<br>
<br>
以前にも一度、社長を辞めようと思ったことがあって、その部長だった男は私が社長を譲ろうと思っていた相手だったのです。<br>
<br>
そのときは幹部社員が全員、社長が辞めるなら自分たちも辞めると言い出し、収拾がつかなくなって、仕方なく私が続投することにしたのです。<br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　意外な家族の反応(3/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-22T03:05:29Z</modified> 
<issued>2009-11-22T12:00:14+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">そして今度は居間の方へ入ると、当時小学四年生の長女がテレビを見ていました。

「お父さん、７月１０日になったらいなくなるからね」と言ったら、この子だけが「どうしちゃうの」、「いや死ぬかもしれない」と言ったら、私のほうをじっと見上げて涙をいっぱいに溜めて泣き...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
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<![CDATA[そして今度は居間の方へ入ると、当時小学四年生の長女がテレビを見ていました。<br>
<br>
「お父さん、７月１０日になったらいなくなるからね」と言ったら、この子だけが「どうしちゃうの」、「いや死ぬかもしれない」と言ったら、私のほうをじっと見上げて涙をいっぱいに溜めて泣き出しました。<br>
<br>
私が、「でもお兄ちゃんがいるからいいだろ？」と言ったら、元気よく「うん！」と言ってそれで終わりました。こうして家族には案外あっさりと話がつきました。<br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　意外な家族の反応(2/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-21T03:05:53Z</modified> 
<issued>2009-11-21T12:00:56+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">靴を脱いで上がったら、二階から長男が降りてきました。

中学三年生で、受験勉強をやっていましたが、その長男が階段を降りてきたので、また同じ話をしました。

「私、７月１０日になったらいなくなるから。たぶん死ぬから」と。すると長男は言いました。「いいじゃない、...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
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<![CDATA[靴を脱いで上がったら、二階から長男が降りてきました。<br>
<br>
中学三年生で、受験勉強をやっていましたが、その長男が階段を降りてきたので、また同じ話をしました。<br>
<br>
「私、７月１０日になったらいなくなるから。たぶん死ぬから」と。すると長男は言いました。「いいじゃない、やるだけのことはやったんでしょう？」と。「まあ、やるだけのことはやったけど。でも私がいなくなると、この家の世帯主はいずれおまえになるよ」と言ったら、「うん、わかった」とあっさりと話が終わりました。<br>
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<title>●かわたれ　　意外な家族の反応(1/3) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-20T03:05:33Z</modified> 
<issued>2009-11-20T12:00:21+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">どのように帰っていったかはよく覚えていませんが、ふと気が付くと自宅の玄関の前に立っていました。ドアを開けて「ただいま」と言ったのです。

いつもは「ただいま」と言いながらそのまま上がるのですが、ただいまと言ったものの上がる気がしません。「ただいま」と何度も...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
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<![CDATA[どのように帰っていったかはよく覚えていませんが、ふと気が付くと自宅の玄関の前に立っていました。ドアを開けて「ただいま」と言ったのです。<br>
<br>
いつもは「ただいま」と言いながらそのまま上がるのですが、ただいまと言ったものの上がる気がしません。「ただいま」と何度も言ったら家内が奥から出てきて「お帰りなさい。どうしてそこに立っているの？」と言うものですから、「いやちょっと聞いてくれ。俺ね、７月１０日になったらいなくなるから。死ぬような気がするんだ」と。「でも元気そうに見えますけど？」と家内。「いや元気なんだけど・・・」、「まぁ早く上がったら？」と言い残して家内は奥に引っ込んでしまいました。<br>
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<title>●かわたれ　　　節分の夜、それは起こった(23/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-19T03:05:19Z</modified> 
<issued>2009-11-19T12:00:16+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">これらの本を眺めながら思ったこと、感動した自分の本だけど誰かにやるといっても読みはしないだろうということでした。私は感動したけれど私がいなくなったらなくなってしまう、意味のないものになってしまう、人は本から何を学んで何を残すのだろうと。残すものは無い、す...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://kaigyo.livedoor.biz/archives/51280659.html">
<![CDATA[これらの本を眺めながら思ったこと、感動した自分の本だけど誰かにやるといっても読みはしないだろうということでした。私は感動したけれど私がいなくなったらなくなってしまう、意味のないものになってしまう、人は本から何を学んで何を残すのだろうと。残すものは無い、すべて消えてしまうと思ったのです。<br>
<br>
すると、急に虚しくなって、段ボール箱を持ってきてそれらの本をその箱にしまい込んだのです。一冊も残さずに。もうおしまいなんだからと。三つくらいの箱になりました。三つの箱を積み上げたら、何だかけじめがついたような気がして、ほっとしました。そのあと、急に「そうだ、家に帰ろう」と思い立って、車を走らせました。<br>
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<title>●かわたれ　　　節分の夜、それは起こった(22/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-18T03:05:17Z</modified> 
<issued>2009-11-18T12:00:41+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">電話を切って、あらためて恐いと思い始めました。７月１０日に死ぬのだと思いました。お坊さんもちっとも親切じゃないなあ、うそでもいいからいや冗談冗談といってくれればよいのにと思ってみたものの、結局そうは言ってくれなかったことが大きなショックでした。椅子に座っ...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://kaigyo.livedoor.biz/archives/51280657.html">
<![CDATA[電話を切って、あらためて恐いと思い始めました。７月１０日に死ぬのだと思いました。お坊さんもちっとも親切じゃないなあ、うそでもいいからいや冗談冗談といってくれればよいのにと思ってみたものの、結局そうは言ってくれなかったことが大きなショックでした。椅子に座ったまま「やっぱりそうかぁ」としばらく呆然としていました。<br>
<br>
やっぱりあの夢は本当だったのだと思った。その時間、電話が一本もかからない。営業社員は誰も帰ってこない。窓の外には通りに車が一台も通らない。真空空間のような不思議な世界。世界中にひとりしかいない。窓の方を見るとまぬけな顔をしてこっちを見ている、生きる気力を失った自分の顔がありました。<br>
<br>
回転椅子に座ったままでぐるりと後ろを向くと、書棚があり、今まで読んだ本がたくさん並んでいました。講演会を主催していましたから、講演会の講師の著書を読んだり、気に入った箇所にはラインを入れたりした、そういう本をぎっしりと詰め込んでいました。<br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　　節分の夜、それは起こった(21/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-17T03:00:12Z</modified> 
<issued>2009-11-17T12:00:04+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:kaigyo1.51280655</id> 
<summary type="text/plain">お坊さんが言うのだから間違いない、やっぱり死ぬのだと思いました。気分がそんな感じになってきて、死ぬのが恐いとは思いませんでしたが、次第に無気力になっていくのを感じました。受話器を握りしめたまま呆然としていました。

そして電話の向こうのお坊さんもこちらの私...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://kaigyo.livedoor.biz/archives/51280655.html">
<![CDATA[お坊さんが言うのだから間違いない、やっぱり死ぬのだと思いました。気分がそんな感じになってきて、死ぬのが恐いとは思いませんでしたが、次第に無気力になっていくのを感じました。受話器を握りしめたまま呆然としていました。<br>
<br>
そして電話の向こうのお坊さんもこちらの私がいつまでも黙っているものですから、気にされているのを感じます。ちょっと脅しすぎたかなという感じだったかもしれません。<br>
<br>
「まぁでも、７月１０日というとあと半年もあるしなぁ」と言われて、でも私はちゃんと計算してあと５ヶ月しかないと思っています。お坊さんは続けて「こちらに来たときは電話してくれ。一緒に酒でも飲もうや」と伝えます。<br>
<br>
私は、いや飲めない、この人につきあっていると振り回されてしまう、と思っています。「いや結構です」と、大人気ない口調で一言告げました。自分から電話をかけておいて「失礼します」と電話を切ったのです。そうです、失礼です。二度と電話をするものかと思いました。<br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　　節分の夜、それは起こった(20/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-16T03:00:13Z</modified> 
<issued>2009-11-16T12:00:00+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">するとお坊さんが、にわかに私に分からない専門用語を使って説明し始めたのです。そこで私が気が付けばよかったのですが、私にはそんなことを聞きたいのではなくて、という思いがありましたので、早く本題に入ろうと「ところでその日なんですけど私、五黄で五なんですけど死...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://kaigyo.livedoor.biz/archives/51280654.html">
<![CDATA[するとお坊さんが、にわかに私に分からない専門用語を使って説明し始めたのです。そこで私が気が付けばよかったのですが、私にはそんなことを聞きたいのではなくて、という思いがありましたので、早く本題に入ろうと「ところでその日なんですけど私、五黄で五なんですけど死ぬんでしょうか」とお坊さんの話をさえぎるように単刀直入に質問をぶつけたのです。いけないことをしてしまいました。<br>
<br>
すると、電話の向こうでウッと止まったのがわかりました。そしてやや躊躇ったかのように「おお、ようわかったね」という言葉が聞こえてきました。 <br>
<br>
意地悪されたのだと思います。入り込みすぎたために「よくわかったね」と応答されたのです。<br>
<br>
「死ぬのかって？そんな馬鹿なことないじゃないか」という言葉を期待していた私は、思いもよらない言葉に血の気がすーっと引くのを感じました。 <br>
]]> 
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<title>●かわたれ　　　節分の夜、それは起こった(19/23) - ＨＭＵ 達弥西心</title> 
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<modified>2009-11-15T03:05:17Z</modified> 
<issued>2009-11-15T12:00:38+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">「四つの盤があってですね」と。最初は黙って聞いてくれたのですが、そのうち「夜１１時で日が替わるんですよね」、「おう」とかなんとかやりとりがあって、次第に雲行きがあやしくなってきて、「そんなふうに見ていくとですね、７月の１０日のところまでにいくと、つまり９...</summary> 
<dc:subject>HMU 達弥西心</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://kaigyo.livedoor.biz/archives/51280653.html">
<![CDATA[「四つの盤があってですね」と。最初は黙って聞いてくれたのですが、そのうち「夜１１時で日が替わるんですよね」、「おう」とかなんとかやりとりがあって、次第に雲行きがあやしくなってきて、「そんなふうに見ていくとですね、７月の１０日のところまでにいくと、つまり９日から１０日になる時なんですが、年盤・月盤・日盤・時間盤の四つの盤の五という数字が、私五黄ですから、五という数字がですね、北と南と東と西に散らばるんですよね」と言った途端に、「おう、そのことはわしも注目しとった、暦を見てこうなるな、と。あの日をもって右回りになるか左回りになるかは、わしもちょっと思っていたところだ」と。<br>
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要するに、専門家である自分も気が付いていたのだが、ど素人のおまえがどうやってそれに気が付いたんだと言いたかったのだと思います。専門家の領域に土足で踏み込んでしまったのです。<br>
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<name>kaigyo1</name> 
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